名古屋シネマ・フェスティバル2008
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ATG特集+α(アルファ)
 
ATGとは(日本アート・シアター・ギルトの略):1961年から低予算の映画や若手監督を積極的に起用し、新しい試みで映画の可能性を広げ、現在ミニシアターの走りとして日本映画にも多大な影響を与えた。今回はよりすぐりの3本とドキュメントフィルムとして注目を集め、今年開催される北京オリンピックを記念しプラスアルファとして市川崑監督作品を上映。
「東京オリンピック」
祝 北京オリンピック開催を記念しての上映

7/6(日)10:30〜、7/8(火)18:45〜
 (会場:伏見ミリオン座)

「東京オリンピック」
(日本/1965/カラー/シネスコ/170分)
監督/市川崑  
製作/東京オリンピック映画協会


日本中が興奮に沸いた1964年の東京オリンピック。その全貌を記録したドキュメンタリー映画。第18回オリンピック東京大会は、94カ国が参加し、宗教、政治、言語の違いなどあらゆるものを超越して、 美と力の祭典を繰り広げた。オリンピック東京大会組織委員会より要請を受けた総監督市川崑は、 和田夏十、谷川俊太郎らとともに脚本を執筆。単なる記録映画としてではなく、全編を通じて平和と平等を謳い、太陽に始まり太陽に終わる大自然の中の民族の融合をテーマに、総勢556人のスタッフ陣を率い、 総額3億7千万円を投じて3時間に及ぶ長編大型記録映画「東京オリンピック」を完成させた。


「青春の殺人者」 R-15
「相棒」でスクリーン復活の水谷豊が注目

7/14(月)20:25〜、7/15(火)10:05〜
 (会場:伏見ミリオン座)

(日本/1976/カラー/ビスタ/116分)
監督/長谷川和彦
出演者/水谷豊、内田良平、市原悦子、原田美枝子、白川和子、江藤潤、桃井かおり、地井武男 他
制作/今村プロ+綜映社+ATG


1969年10月30日、千葉県市原市で実際に起こった事件を取材した芥川賞作家中上健次の小説「蛇淫」をもとに、両親を殺害した一青年の理由なき殺人を通して、現代の青春像を描き上げる。父の援助でスナックを経営する順は、幼馴染の恋人ケイ子と同棲していたが、2人の仲を快く思わない両親と争いが絶えなかった。ある日、買い物から母が帰ると、父の死体の前で順がたたずんでいて…。



「ガキ帝国」
「パッチギ」の井筒監督初期作品

7/15(火)20:40〜、7/17(木)10:05〜
 (会場:伏見ミリオン座)

(日本/1981/カラー/ビスタ/
116分)
監督/井筒和幸
出演者/島田紳助、松本竜介、趙方豪、升毅、上岡龍太郎 他
制作/プレイガイド・ジャーナル社+ATG

公開当時、その人気がピークに達していた紳助・竜介主演による青春映画。1970年前後の大阪。“キタ”の不良少年グループ・北神同盟が暴力団を後ろ盾に勢力を伸ばし始めた。リーダー“明日のジョー”の残酷な暴力に各グループが吸収されていく中、どのグループにも属さない“ミナミ”のリュウ、チャボ、ケンの3人だけが彼らに立ち向かう!


「家族ゲーム」
松田優作・森田芳光監督の傑作

7/16(水)10:05〜、7/17(木)20:40〜
 (会場:伏見ミリオン座)

(日本/1983/カラー/スタンダード/
106分)
監督/森田芳光
出演者/松田優作、伊丹十三、 由紀さおり、宮川一朗太、辻田順一 他
制作/にっかつ撮影所+NCP+ATG


息子の高校受験のためにと雇った風変わりな家庭教師がやって来たことで一家に巻き起こる騒動を描いた傑作ホーム・コメディ。出来のいい兄とは反対に、問題児の中学3年の弟・沼田茂之。高校受験を控えて、家庭教師としてやって来たのは三流大学の7年生でなぜか植物図鑑を持ち歩く吉本勝という奇妙な男だった……。